株式会社美山

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よくあるご質問

Q
初正月飾りとは何ですか?
A
赤ちゃんが、生まれて初めて迎えるお正月のことを「初正月」、初正月に贈る「羽子板・破魔弓」などのお飾りを「初正月飾り」と呼び、 赤ちゃんの「お守り」として飾られます。母方の祖父母から贈られる場合が多く、関東と九州北部で、特に色濃く文化が残っています。
Q
初正月飾りはいつ贈る(飾る)といいのでしょう?
A
11月下旬~12月上旬ごろに贈り、12月中旬ごろ飾るのが一般的です。いただいてすぐに飾っても問題はありません。
Q
羽子板や破魔弓にはどんな意味があるのですか?
A
羽根突きの玉は元々「むくろじ」という木の種で作られており、漢字で「無患子=子がわずらわない」と書きます。
また、羽根はトンボの形を模していて、トンボが子どもの病気の原因にもなる「蚊」を食べることから、
子どもの無病息災を願い始まった風習が羽根突きだと言われています。
破魔弓は文字通り「魔除け」「厄払い」のお守りです。
昔は、弓の弦をはじき音を鳴らすと、悪霊や魔物が逃げると信じられていました。
Q
ひな人形を飾る意味は何ですか?
A
昔、草木や紙、わらなどで作った人形に、自分の災厄を移し、海や川に流したお祓いの行事がありました。
その行事と平安時代に始まったお人形遊び(ひいな遊び)とが結びつき、誕生したのが「ひな祭り」と言われています。
ひな人形をその子の形代と考え、災いが降りかかりませんようにとの願い、また、健康で美しく育ち、よい結婚や幸福に恵まれますように、という思いを込めて飾られています。
Q
母親(自分)のひな人形を飾ってもいいですか?
A
ひな飾りは無病息災を願い、お子様の厄除けやお守りとして飾られます。
そのため、そのお子様のためにお人形をご用意なさる、というのが本来の慣わしです。
しかしながら、ご事情やご都合が様々おありになると思います。
当店においては、付属品を新調しお人形はお母様のものを飾られる等、オリジナルコーディネートを楽しまれる方も多くいらっしゃいます。
飾り方やお人形選び、文化、風習について、何でも結構ですので、ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡下さい。
Q
店頭で、お人形が一番出揃う時期はいつですか?
A
初正月飾りやお節句商品につきましては、店頭に一斉に出揃う、ということはありません。
おおむねですが、初正月飾りは11月中旬ごろ、ひな飾りは12月上旬ごろ、五月飾りは2月下旬ごろから店頭に並べ始めます。
職人や作家さんたちから、それぞれ仕上がったタイミングで届きますので、店内は入荷の都度、並び替えを行っています。
Q
ひな人形を飾る期間はどれくらいですか?
A
節分過ぎの2/4~3月中・下旬ごろまで飾られる方が一般的です。旧暦ですと、3/3~4月中・下旬ごろになります。
お人形をしまうのが遅れると結婚のタイミングが・・・という話を耳にされた方もおられるかもしれませんが、根拠はありません。
週末など、ご家族の予定が合う天気の良い日を選び、収納されて下さい。
Q
人形の収納で気を付けることを教えて下さい
A

「防虫」「湿気管理」「ほこりや汚れが付いたままにしない」が、ポイントです。
防虫剤は、ドラッグストアなどで、人形用として販売されているものを使用して下さい。
人形の箱一つにつき、防虫剤1個で十分です。
防虫剤が直接人形に触れないよう、収納箱の上の方に入れて下さい。
防虫成分は上から下に行き届きますので、人形の下に入れると効果が弱まる場合があります。

基本的に湿気の多い場所を避け、収納するクローゼットや押入れには、湿気取りを置く、定期的に空気を入れ替えるなど、 湿気がこもらないよう注意して下さい。
逆に、極端な乾燥も人形を傷める場合があります。
人形の箱に直接、 強い乾燥剤を入れることは避けてください。
お人形は基本的に、付属の手袋を着用して収納作業を行って下さい。素手で触れると、皮脂などが付着し、 収納している間にシミなどを作ってしまいます。
また、ほこりや汚れなども同様に、シミや黄ばみなどの原因になります。
天気の良い日に、しっかりとほこりや汚れを落として収納されて下さい。

Q
人形供養はどこで行われていますか?
A
一般的には神社やお宮で行われますが、どこの神社でも、というわけではありません。
お住まいの地域の神社さんにおたずねになるか、市区町村の観光課におたずねになると、情報を頂けるようです。
Q
五月のお節句は、室内に飾るものと、鯉幟などの外に飾るもの、どちらを飾れば(贈れば)いいのですか?
A
室内飾り、鯉幟、どちらをお飾りになっても構いません。また、どちらか一方でも、両方飾られても問題ありません。
室内飾りの鎧や兜(よろい・かぶと)には「お守り」の意味が込められており、鯉幟については、鯉が、急流の滝を昇り龍となったという言い伝えから、立身出世を願う飾り物とされています。
どちらもお子様の誕生を祝うお飾りですので、ご家庭の事情に合わせて、お決めになられて大丈夫です。
Q
五月飾りはいつごろ準備するといいですか?
A
室内飾り・鯉幟いずれも、4月初旬からお飾りになる方が多いようです。
そのため、2月下旬~3月中旬ごろまでにご購入を検討なさると安心です。
特に鯉幟については、ご依頼後に家紋入れを施しますので、シーズン繁忙期は、2週間程度お待ちいただく場合もございます。
Q
お節句飾りは父方・母方どちらの家が贈るものですか?
A
初正月飾りと同じく、ひな飾り、五月飾りいずれも母方のご実家から贈られるのが一般的です。
男の子のお節句は父方から、とお考えの方もおられますが、全国的にはいずれも、母方からが多いようです。
鯉幟に関しては鯉幟本体を母方から、土台や竿(柱)は父方が用意する、というケースが一般的になります。
最近では、若夫婦様お二人で購入されることや、両家でご一緒に購入されるパターンも増えてきています。
Q
生まれたばかりの時にはどうしたらいいですか?
A
赤ちゃんがお生まれになったばかり、特に一カ月も経たないうちに、初正月や初節句の時期を迎えてしまう場合には、翌年にお祝いを延期されても問題ありません。
Q
二人目も女の子/男の子が生まれた場合にはどうすればいいですか?
A
初正月飾りもお節句飾りも、そのお子様のお守りといった意味なので、お一人に一つずつ、という考え方が一般的かもしれませんが、現実には、飾るスペースや経済面のご負担など、様々な課題があります。
お姉ちゃんやお兄ちゃんのお飾りと一緒に飾れる、小さめのお飾りや、脇飾り、お名前入れのお飾りを購入される方や、付属品を追加して、今あるお飾りをより豪華にされる方など、お客様によってお考えも様々です。お飾りをどうされるかお悩みの場合にはお気軽にご相談下さい。